Unit1. 基本の管理
1. SAPシステム構造の概要
2. アプリケーションサーバの歴史の概要
1. SAPシステム構造の概要
SAPシステムは、1つの物理データベースと、1つ以上のインスタンスから成る。
ABAPプログラム(ERP)・・・実際にユーザが使っているプログラム
ABAPプログラム(ASABAP)・・・Basis担当が使うインスタンスを管理するためのプログラム
※ インスタンスとは・・・
OS上のプロセスと共有メモリをまとめて管理する単位のこと。
また、プロセスの起動・停止及びパラメータ設定の単位でもある。
(=アプリケーションサーバのこと)
アプリケーションサーバ製品には3種類あり、
それに合ったものをインストールする必要がある。
・ABAPシステム
→ERPをインストールする
・Javaシステム
→EnterPrisePortalをインストールする
→SolutionManagerをインストールする
・MS(MessageServer)とES(EnqueueServer)はシステムで1つしか置けない。
これら2つを含むインスタンスをASCSという。
MS・・・異なるインスタンス(Disp)へ処理を投げたい時、MSを介してやりとりする。
・W/Pの種類